自動車の昔・・・4


ハイウェイ・パトロールでは、ドライバーがエンジンの馬力を過信していることを、事故の原因とみています。


もう一つの危険は、アメリカの有名なレーシング・ドライバーのジョン・フィッチが指摘するように、アメリカの大型車のアクセルを急激に床まで踏みつけると、強力なエンジンがフル回転し、自動変速機がキックダウンして低速ギヤに切換わり、このため後輪が空転して、路面へのくいつきとコントロールを失なうということです。


小型車でも快適なのであろうか?前席に乗るかぎりイエスです。


後席は足のスペースが狭いので、必ずしも快適というわけにはいかない。


しかし、アメリカにおける自動車一台あたりの平均乗車人員は1.5人であるから、後席の足もとが狭いといってもそれほど重要なことではありません。


小型車の乗心持はいくらか堅目かもしれないし、アメリカ人がそれに慣れるには少々時間がかかるでしょう。


自動車の昔・・・3


小型車の多くが"混雑から抜けだすための"強大な加速力に欠けていることは事実です。


しかし、加速が悪いことは、ドライバーの無茶な行為をおさえるブレーキとして作用するから、むしろ安全につながるのです。


時速50~100キロのスピードで強力な加速を必要とするのは、十中八九、馬力を過信して無茶な運転をしているからです。


ここ2、3年、自動車エンジンの馬力は着実に強化されているのに、ハイウェイ・パトロールの統計によると、二車線道路の直線区問での正面衝突事故は、驚ろくべき増加を示しています。

自動車の昔・・・2


自動車に乗った方の人間は生き残るチャンスがあります。


高いビルから飛降りて、あるいは落ちて、下に駐っている自動車の屋根の上に落ちた人間が、生きている例があるのだから。


自動車事故で死亡するのは、内装に当ったり、あるいは自動車から放り出されて地面に叩きつけられるからです。


事故のうち僅かなパーセントは、鋼鉄の重さが身を守ってくれるかもしれないが、そんな場合には自動車の大きさはなんの意味ももたない。


操縦のしやすさ、ロードホールディング、ブレーキの性能など、第一次安全性(事故を起こさないための安全対策装備)では、大型車より優れている小型車の方が多い。


自動車の昔・・・1


アメリカでは1年に4万人もの人が自動車事故で死亡しているが、その多くが重い自動車に乗っていることをみても、重量が安全につながらないことを理解できよう。


堅くて動かない物体に時速50キロで衝突する場合、50トン戦車と小型車と、どちらに乗ることを選ぶかと言われれば、賢明な人なら躊躇なく自動車を選ぶ。


自動車の金属部分は衝突でくしゃくしゃになるが、自動車そのものは比較的ゆっくりと減速する。


戦車の頑丈な装甲板はつぶれないから、戦車は一瞬のうちに停止し、ドライバーは、シートベルトでもしていない限り、時速50キロのスピードで椅子からとびだし、金属の内壁に激突するのです。

運動の強度

日常生活でほとんど身体を動かす機会のない人にとっては、40%の強度でも運動効果は期待できるのだそうです。


運動の強度が日常の生活強度を超えているところから徐々に高めていくのが安全なのです。


5分間走ることよりも、5分間歩くことから始めましょう。


次に頻度ですが、疲労の残らない程度なら、毎日でもよいことになります。


具体的には15~20分間歩くことなら、通勤や日常の買物の時間帯を利用して、習慣づけることができるでしょう。


本格的に効果を上げる場合は、無理なく続けられ、疲労が回復できるように週に2~3回の頻度が適当でしょう。


アスレチッククラブなどで運動をする場合でも週に最低一回はノルマにしてください。


それ以上に間隔があいてしまうと、効果はなく、生活習慣にすることはできません。

運動量とは

運動量とは、運動の強度・持続時間・頻度を示しています。


エアロビクスでの運動強度は、1回あたりの運動量=運動の強度×持続時間。


という関係式から、自分の体力や年齢などの個人的な特性にあわせて決めていくことになります。


エアロビクスの効果が期待できるのは、最大酸素摂取量の70」~80%の強度といわれていますが、年齢や体力レベルによっては、80%の強度で短時間運動するよりも、50%の強度で時間を長くすれば、同等の運動量をこなすことになるのです。


特に健康上、運動をすすめられた人にとっては、強度の高い運動は危険を伴うこともありますので、50~60%の運動を時間をかけて行なったほうが安全で効果的です。

健康を維持していくには

健康を維持していくのは、あくまでも自分の身体の総合的な営みであって、運動だけの問題ではありません。


栄養・休養・運動は、健康づくりの三本の柱といわれていますが、それだけでなく、精神的な要素・生活環境などの影響も少なくありません。


運動を毎日の食事や睡眠と同じに考えれば、食べすぎや睡眠不足を自然にコントロールするのと同様に、運動量も体調にあわせてコントロールできるのかもしれません。


適度の運動というのは、あくまでも自分で感じとり、自分で管理していくのがよいと思うのですが、日頃あまり運動と縁の無い人にとっては、自分で管理するのはむずかしいことでしょう。


そこで、つぎのようなことをヒントに考えてみましょう。

アルコール

アルコールは、人間のからだにどのような影響をおよぼすのでしょうか。


合宿免許でもよくのぼる話題ですね。


酒を飲むと声が大きくなったり暴れたりする人がいるから興奮剤だともいえるし、眠くなることからマヒだともいえます。


本質的にはマヒ作用なのだが、それならなぜ騒ぎだすのでしょうか。


体内に入ったアルコールは、胃や腸から血液中に吸収されます。


そして、臓器の中でも水分の多い肝臓や腎臓、そして大脳の中に入り込む。


そして、ここで大脳の中でも"新皮質"をマヒさせるのです。


この部分は、「高等な心の働き」の中心部であり、外からの情報を分析、処理、判断して意思を決定させる最高指令部です。


ここがマヒすると、それまで抑えられていた"旧皮質"の部分が前面に出てきます。


この部分は、感情とか欲望に関した機能の中心部で、「~したい」という気持ちを司っています。


ふだんは新皮質によってある程度抑えられていてバランスがとれているのだが、新皮質がマヒすると抑えられなくなります。


だから、酒を飲むと、感情的になったり、暴力的になったりするのです。


「運動量」


あなたにとって適度の運動とはどのくらいでしょうか。


最近、「会社の定期健康診断で運動をするようにすすめられたので」とアスレチッククラブを訪れるビジネスマンが増えてきました。


肥満や高脂血症あるいは境界域血圧などの成人病予備軍は、食生活の指導とともに「適度の運動をするように」すすめられます。


今、会社でも家庭でも責任のある立場にあり、自分の健康のことなど考える余裕もなく働いてきて、ある日突然同僚が仕事中に倒れ救急車で運ばれたり、長期に療養しているのを知っているだけに、かなりの決意で運動に取り組もうとします。


「どれくらい運動をすれば、体重はもとにもどりますか。」


「何ヶ月続ければ、血圧が安定しますか。」


「歩くのと走るのとどちらが効果がありますか。」


まるで、運動が成人病の特効薬のように思っているのではないでしょうか。

鉄鋼協会

イギリス鉄鋼協会は1885年、その総会でドイツの製鉄人にその研究発表を要請した。


本来ならば、マルテンスこそこの晴れの舞台に登壇すべきであったのではないでしょうか。


しかし、いろいろなな事情で、ウェディング博士が講演した。


もちろん博士が発表したのは、大部分マルテンスの研究にもとつくものでした。


ウェディング博士はこの講演で、ロートアイアンと炭化鉄を混同し、パーライトを非結晶鉄とし、表題をまちがえたという。


ウェディング博士のような人格識見ともに高い大学者でも、なにか事情はあったのかもしれないが、ひとたび筋の通らないことをやると、こうやって100年後もあれこれ言われることになるということなのでしょう。

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